1111 策定の趣旨策定の趣旨 策定の趣旨策定の趣旨わが国は人口減少社会に移行していますが、千代田区はマンション等集合住宅の増加によって子育て世代を中心に転入が進み、毎年、人口が増加しています。 千代田区の代表的な地域特性は以下のとおりです。 日本の人口が減少している中で、千代田区の人口は増加しており、このままの状況で推移する場合、令和47年(2065年)まで40年間、増加傾向が続く見通しである1。 毎年の転入・転出がそれぞれ約8,000人に上り、人口の1割が毎年入れ替わっている。 企業や大学等が集積し、区外からの通勤・通学者を含めた「昼間人口」が100万人を超え、千代田区の人口(夜間人口)との差が約18倍である。 永く暮らしている区⺠が⾼齢化し、ひとり暮らし⾼齢者世帯、⾼齢者のみ世帯が増加している。⻑期的にも増加する⾒通し。 マンション等集合住宅の居住者が約9割を占める。 このような特徴から、区⺠同⼠が知り合う・つながる機会が少ないことや、町会・⾃治会への参加者の減少がみられ、区⺠主体の地域福祉活動を広げるうえで大きな壁となっています。その一方で、地域への関心の高い企業や大学が多く、この豊富な人材と知的資源が地域福祉活動のポテンシャル(潜在能力)と捉えることができます。 社会福祉法人千代田区社会福祉協議会(以下「社協」という。)は、平成8年の「はあとプラン(第1次千代田区地域福祉活動計画)」策定以降、5年を1期として、これまでに5次にわたる計画を策定し、町会・⾃治会をはじめ、区⺠、ボランティア、関係団体、企業等と協働して地域福祉活動を展開してきました。この計画期間が令和4年度に最終年度を迎えることから、令和5年度から始まる「はあとプラン(第6次千代田区地域福祉活動計画)」(以下「本プラン」という。)を策定します。 本プランは、社協の活動理念(Mission)である「みんなが参加し、ささえ合うまちづくり」の実現に向けて、これからの千代田区に求められる地域福祉活動を職員が一丸となって戦略的かつ実践的に展開する基本方針となるものです。 1 出典は千代田区人口ビジョン(令和3年度) 1 第第第第 章章章章 1111 プランのプランのプランのプランの基本事項基本事項 基本事項基本事項
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